「それよかお姉ちゃん達あと1人おるっちゃろ?」
10歳になる十兵衛の息子吉十郎が尋ねて来た。
「あ〜朧ね…あの子は家が燃えても起きない子やから…」
食うのに夢中の狭霧は放っといて白雪が答えると
「そんな呑気な女子集めて父上は何をするつもりでありますか?」
吉十郎の鋭い質問
隠密行動ゆえ家族にさえ真相を話せない十兵衛に代わり狭霧が
「十兵衛は、あたし達にフグを食わせてくれるって。やけん下関に連れてって来れるっちゃん!あ、お姉さんお茶ちょうだい」
目的地バラしちゃダメじゃん狭霧…
10歳になる十兵衛の息子吉十郎が尋ねて来た。
「あ〜朧ね…あの子は家が燃えても起きない子やから…」
食うのに夢中の狭霧は放っといて白雪が答えると
「そんな呑気な女子集めて父上は何をするつもりでありますか?」
吉十郎の鋭い質問
隠密行動ゆえ家族にさえ真相を話せない十兵衛に代わり狭霧が
「十兵衛は、あたし達にフグを食わせてくれるって。やけん下関に連れてって来れるっちゃん!あ、お姉さんお茶ちょうだい」
目的地バラしちゃダメじゃん狭霧…


