その頃狭霧達は…

「黒田の殿様の情報は残念ながら解らず仕舞…仕方ないわな暗殺の噂出回ってる時にどこの馬の骨とも解らんヤツにペラペラ喋る家臣なんか居る訳無い」

文治が情報収拾失敗の言い訳をしてる。

が…一同には通用しない

みんな暗い顔してる。

「みんな欲に目がくらむから…お偉いさんからしてみりゃアンタら使い捨てなんよ。成功すりゃめっけもん失敗すりゃ知らぬ存ぜぬなんやから…」

もはや八方塞がりの暗殺グループ…すがるような目であたしを見つめる。

「狭霧様〜あっしらどうしたらいいんですか?」

あ〜あ…あたしらの初仕事ってコイツら相手なんてねぇ…情けないねぇ