くの一反省帖〜お殿様を守れ、オー!〜

「あぁ〜ゴロツキさんおはよう」

一番緊張感の無い女…

「てめえスパイだったのか?」

怒り全開のゴロツキ

「スパイや無くてぇくの一っ!頭悪いねぇ〜夕べ散々教えたやん」

ええ〜い、これ以上酔っぱらいに喋らせたらラチあかん。

「アンタらは、欲に目がくらんで殿様暗殺なんて無謀な企みに乗ったんやろうけど黒田52万石に優秀な忍集団がおる事までは、知らんかったらしいわね」

まぁ事実あたしが、おらんやったらここに黒田の手の者来とらんやったし…