ゴロツキ専用部屋は、どこもかしこも酔い潰れた連中が河岸のマグロみたいだ。
キョロキョロしながら歩いてたあたしらは、目指す透明人の間の手前の小部屋から見覚えのある女がふらふらした足取りで出て来たのに気付いた。
「あ〜白雪ぃ無事やったと?」
と声を掛けると
女は、こっちを向き
「あ〜狭霧やん。何しに来たとぉ〜?キャハハハ」
何しにって…アンタ探しに来たっちゃけど…
「あ〜そうなん?ゴロツキさん達ってねぇ自白剤入りのお酒飲んで洗いざらい吐いてくれたんよ〜ホント全部…食べた物まで…凄かろ?もう汚くてねぇ」
よぉ喋るなぁ…普段の白雪と全然違うやん。やっぱ酒の力?
キョロキョロしながら歩いてたあたしらは、目指す透明人の間の手前の小部屋から見覚えのある女がふらふらした足取りで出て来たのに気付いた。
「あ〜白雪ぃ無事やったと?」
と声を掛けると
女は、こっちを向き
「あ〜狭霧やん。何しに来たとぉ〜?キャハハハ」
何しにって…アンタ探しに来たっちゃけど…
「あ〜そうなん?ゴロツキさん達ってねぇ自白剤入りのお酒飲んで洗いざらい吐いてくれたんよ〜ホント全部…食べた物まで…凄かろ?もう汚くてねぇ」
よぉ喋るなぁ…普段の白雪と全然違うやん。やっぱ酒の力?


