くの一反省帖〜お殿様を守れ、オー!〜

「なんと恐ろしや…ワシの命を狙うとは…十兵衛、敵の規模や背後関係は解っておるのか?」

殿は子細を知りたがったが…

「いえ…残念ながらそこまでは…まずは殿の安全確保が最優先と思いこちらに参りました」

改めて平伏する十兵衛

だが殿と十兵衛のやり取りを見ていた朧にしてみれば

「何かえらい難しい言葉で喋りよぉね…そんな取り繕った事喋っとらんで今後の事説明してやったらいいっちゃない?」

馬上から殿と十兵衛に話しかける朧

普通やったら無礼打ちされても文句言えんとこやけど…

「十兵衛、あの者は?もしや忍の者か?」

殿の視界に入ったみたい…