何それ、ずるすぎでしょ?



「何?ドキドキした?」



突然、唇を耳に近づけて低い声で言ってくる。



「ーっ」



ドキドキしたのは、本当だから、何も言い返せない。



その姿に、あちこちから、冷やかしやからかい声が聞こえてくる。



まだ、壇上の上だった!!



恥ずかしすぎる!!!



「はいっ!これで、全て終了です。二人ともありがとうございました!」



司会者さんの言葉と共に、一番大きな拍手が聞こえる。



私は、さっきの出来事が見られてたのが、恥ずかしくて下を向いて壇上から、降りる。



そして、一目散に実咲ちゃんの所に向かう。