「大丈夫だって!可愛いんだし!」 実行委員さん、私可愛いくないのに何を根拠に…? 「じゃあ、着てみてくれる?サイズ確認したいから」 私は、不安になりながらも小さくうなずいた。 ******** 「春ーまだ着れないの?」 いや、着れたのだけど…恥ずかしい… 「もう、春入るよー」 実咲ちゃんの呆れた声が聞こえる。 いや、待ってよ…こんな格好で出たらバカにされちゃう!開けないで… しかし、そんな願いも空しく開けられてしまった。