ゆっくりかもしれないが、前に進める。 「……じゃあ、駆。最後にワガママ聞いてくれる?」 「……いいけど。何だよ。」 腕を引っ張られ頬に七菜の唇が当たる。 「ーっ。お前っ……」 「唇にしなかったんだからいいでしょ?」 人差し指を唇に当てながらイタズラっ子な笑みを浮かべる七菜。 本当に七菜は………。 七菜は、鞄を持って図書室に出る前俺を振り返り、