児玉は、絶対俺が守る。 『明日、4時30分。図書室で』 そう言って電話を切った。 *** 児玉に、 『今日は、図書室来なくていいから。』 というメッセージを送信する。 俺が、図書室に着くと七菜は、もう来ていた。 「……で。話って何?」 椅子を引きながら尋ねる。 しかし、七菜は下を向いたまま。 そんな七菜にムカついて、 「話があるって言ったのはそっちだろ。早くしてくれない?」