俺は、家に帰るとすぐ七菜に、 『別れよう。』 というメールを送信し、電源を落とした。 その翌日。 「私、何かしちゃった?駆と別れたくないよ……」 七菜が、涙目になりながら抱きついて来たが、無視して振り払った。 俺達は、公認カップルだったから別れた事もすぐ広まった。 何人かの奴が、理由とか聞いてきたけど、 「……別に。」 この一言で全部通した。