何それ、ずるすぎでしょ?



「はぁ………。」



大友君は、大きなため息をつく。



呆れられちゃった……。



泣いてばかりだから……。



もう、これ以上大友君と話す事なんて、出来ないよ。



図書室に行こう。



そう思い、大友君に背を向け走り出そうと思ったのに出来なかった。



だって……



「……ヒャ!?」



突然、大友君にかつがれたから。



「っ。大友君……」



「黙れ。」



一段と低い声で。でも、人が近くに居るからか小さな声でそう言ってきた。