「淳くんは何歳なの?」
「俺は15、雪さんは?」
「私は、17!淳くんって中学三年生なんだね!驚いちゃった!」
見た目とはちがう年齢に焦りを感じた。
「彼女とかいるの?」
「一応いますよ、俺一途なんで」
笑いながら笑顔て見てきてその顔に少しドキッとした。
「そういう雪さんは彼氏、いるんです?」
「いやぁ...一昨日別れちゃって、さ」
「それは...お気の毒に...」
「いいよ!もっといい男、取っ捕まえるんだから!」
むきになって、反抗した言葉をいってしまった。
「...ていうのは、嘘。当分みてるだけでいい、かな」
少し落ち込み気味に私は答えた。

