「……つ…み?………つぐみーー?」 「っっっはあーーい!」 慌ててベッドから飛び起きた。ふらふらしながら走る 痛っっっっ! ドアで小指ぶつけた。涙目で けんけんしながら階段を降りて母のもとまで行った。 「なに?お母さん」 「…なにあんた。足ぶつけたん?」 「…うん。で用件はー?」 「そうそう!これあっちゃんちまで届けてきて?」 そういって渡されたのは煮物のはいったタッパ。 自分で行ってこいとツッコミたいが我慢我慢。 行ってきますよ。口実できたしね、うん