無愛想彼女


一方の私は、黒髪で腰まであるロングヘアーに一重で切れ長の目。


化粧なんかは一切してなくて身長は174cmもある。


彩夢が言うには"清楚系女子"って言うけど私には意味がわからない。


部活はしてない代わりに副生徒会長を務めている。


やる気は無かったが生徒会長が私を推薦した。


『…ー?凛華!』


自分の席でボーッと考えているといつの間にか登校してた彩夢が私を呼んでいた。


「彩夢、おはよう。なに?」


『なに?じゃないわよ、ほらあそこ』


彩夢が指を指す方向を見ると教室の入り口に成瀬大毅が立っていた。