彼と私とかぶとむし

とりあえず、借りていた鍵で車をロック

して、散歩を始めた。

「あれっ。新入生⁈」

うわわ、ビビった!!!

なんだなんだ、と思い声のした方を見る

と、10mくらい先に、先輩らしき人が、

だるーく着た制服姿で立っている。

「あ、いきなし声かけちってごめんな。

俺、2年の古谷ヨシキってんだ〜」

ほ、ほう。私は相変わらずたじたじするしかない。

「あ、はあ……栗田凛です、どうも…」

「君ィ、キレーな顔してんね?」

「ひっ」

「あああ違うっ、そういうことじゃない

!!!!凛ちゃんだっけ?君、入る部活

はもう決めてんの?」

え、え、えええ〜〜?