彼と私とかぶとむし

さっきは一対一だからこそ話せたものの

、もうこんな状況で誰とも話せない!

既に、私は諦めモードに入っていった。

「ねえ」

不意に、左から声。

「あ、な、なに?ビックリした」

「おれ、周平!よ、ろ、し、く♡」

な、んだこの人……

語尾、キモいぞ、語尾。

「あ、凛です。よろしく」

「んんん?なんか、塩対応的な感じの?

はっハァッさては人見知りかなァア♡大

、丈、夫、おれこういう奴なんで気軽に

、ね♡」


……………いや、

……は?