魁部隊

「……どうして」


そんな風に言い切れるんだろう。


あたしの考えていることが伝わったのか、颯さんはそのまま続けていった。


「いくら金に困ってて、入隊したら金が手にはいるっていってもな、一時の感情でてめぇの命かけられるわけねぇだろ」


「……」


「よほど大事に思って、本気じゃなきゃ、普通自分からこんなとこ来ねぇよ」


そこまで言うと、颯さんは立ち上がった。


「最後に決めるのはお前だ。だから気にしなくていい。ここからは俺の独り言だ」