直紀さんの言葉に、副長も頷いた。
「えぇ。ですが、このお二人が嘘をついているとも考えがたいですし……、これは少し気になりますねぇ……」
ここまで来ると、あたしは本当に何かを斬ったのか、自分が自分を信じられなくなる。
直紀さんの言う通り、何かの幻覚だったとか……、緊張のしすぎで。
もし、琥太郎が一緒じゃなかったら、絶対そう思い込もうとしただろう。
でも。
「確かに、俺はあの熊に刀を突き刺しました。その感触は、今でも思い出せます」
琥太郎が、自分の両手を握ったり開いたりしている。
「うん、あたしも」
覚えてる。
「えぇ。ですが、このお二人が嘘をついているとも考えがたいですし……、これは少し気になりますねぇ……」
ここまで来ると、あたしは本当に何かを斬ったのか、自分が自分を信じられなくなる。
直紀さんの言う通り、何かの幻覚だったとか……、緊張のしすぎで。
もし、琥太郎が一緒じゃなかったら、絶対そう思い込もうとしただろう。
でも。
「確かに、俺はあの熊に刀を突き刺しました。その感触は、今でも思い出せます」
琥太郎が、自分の両手を握ったり開いたりしている。
「うん、あたしも」
覚えてる。

