「……………ねぇ、薫ちゃん?」
「……………はい、なんでしょう」
「ここは、どこかな?」
「……………林が終わってしまいましたね」
「そうだね」
……………………………。
「何かあったっけ?」
「……………何もありませんでしたね」
そう、あたしと虎太郎が通ってきた道を逆向きに辿って、歩いて屯所がある方向とは逆の林の入り口まで来ちゃったんだけど、遺体どころか、血の痕さえなかったのだ。
「本当に、こちらで道はあっているのか?」
きょろきょろ辺りを見渡しながら、恭介さんが訊いてきた。
「……………はい、なんでしょう」
「ここは、どこかな?」
「……………林が終わってしまいましたね」
「そうだね」
……………………………。
「何かあったっけ?」
「……………何もありませんでしたね」
そう、あたしと虎太郎が通ってきた道を逆向きに辿って、歩いて屯所がある方向とは逆の林の入り口まで来ちゃったんだけど、遺体どころか、血の痕さえなかったのだ。
「本当に、こちらで道はあっているのか?」
きょろきょろ辺りを見渡しながら、恭介さんが訊いてきた。

