「あのー……」
しばらくしてから、あたしは二人に恐る恐る声をかけた。
すると、はっ、と我に返った恭介くんが慌てて振り返った。
「っ……!!随分時間を無駄にしてしまったではないか!!」
「え?それって僕のせいな訳?」
「あんたがあれこれ要らぬことを言うからだろう!!」
「あのっ!!」
また喧嘩を(怒鳴っていたのは一方的に恭介くんの方で、直紀さんはどちらかと言うと恭介くんを見て楽しんでいたようだったけど)始めそうな二人に慌てて割って入る。
「このままじゃ日が暮れてしまいますよ。とりあえず、歩きましょう?」
「あ、あぁ。すまない。わざわざ着いてきてくれたにも関わらず、みっともないところを見せてしまい……」
「恭介?」
にっこり笑顔で直紀さんが恭介くんの名を呼ぶと、ぐっ、と言葉につまって、
「と、とにかく行くぞ!!」
と叫ぶと、どすどすと歩いていってしまった。
どうしたんだろう。
しばらくしてから、あたしは二人に恐る恐る声をかけた。
すると、はっ、と我に返った恭介くんが慌てて振り返った。
「っ……!!随分時間を無駄にしてしまったではないか!!」
「え?それって僕のせいな訳?」
「あんたがあれこれ要らぬことを言うからだろう!!」
「あのっ!!」
また喧嘩を(怒鳴っていたのは一方的に恭介くんの方で、直紀さんはどちらかと言うと恭介くんを見て楽しんでいたようだったけど)始めそうな二人に慌てて割って入る。
「このままじゃ日が暮れてしまいますよ。とりあえず、歩きましょう?」
「あ、あぁ。すまない。わざわざ着いてきてくれたにも関わらず、みっともないところを見せてしまい……」
「恭介?」
にっこり笑顔で直紀さんが恭介くんの名を呼ぶと、ぐっ、と言葉につまって、
「と、とにかく行くぞ!!」
と叫ぶと、どすどすと歩いていってしまった。
どうしたんだろう。

