「もしだったら、僕、屯所に残っててあげてもいいんだよ?」
にやにやした顔を崩すことなく、直紀さんは恭介くんに一歩近づいた。
すると、恭介くんは一歩下がる。
「?どうしたんですか?」
疑問に思って恭介くんを見上げると、ぶんぶんと首を激しく横に振られた。
「な、なんでもない」
「それに、直紀さんもいいんですか?隊長の思いを無下にしてしまって」
ほんとは直接頼んだのは副長だろうけど、屯所に残ると言い出した直紀さんを引き留めるため隊長の名前を出す。
「あは。薫ちゃんにそう言われちゃあしょうがないよね。残念だったね恭介。それにしても……君って頭良いんだか悪いんだかよく分からないよね」
そう言いながら、直紀さんがぺちっ、とあたしの頭をはたいた。
「いたっ」
「痛くないでしょ」
あはははは、と直紀さんが笑いながらくるっ、とあたしたちに背を向けた。
にやにやした顔を崩すことなく、直紀さんは恭介くんに一歩近づいた。
すると、恭介くんは一歩下がる。
「?どうしたんですか?」
疑問に思って恭介くんを見上げると、ぶんぶんと首を激しく横に振られた。
「な、なんでもない」
「それに、直紀さんもいいんですか?隊長の思いを無下にしてしまって」
ほんとは直接頼んだのは副長だろうけど、屯所に残ると言い出した直紀さんを引き留めるため隊長の名前を出す。
「あは。薫ちゃんにそう言われちゃあしょうがないよね。残念だったね恭介。それにしても……君って頭良いんだか悪いんだかよく分からないよね」
そう言いながら、直紀さんがぺちっ、とあたしの頭をはたいた。
「いたっ」
「痛くないでしょ」
あはははは、と直紀さんが笑いながらくるっ、とあたしたちに背を向けた。

