直紀さんの言葉に思わず言葉が詰まる。
「直紀。か、かお、……薫はまだ入ったばかりだ。稽古もしないうちから外に出すなど……」
「何言ってんの、刀だって普通に使える子なのに。もしかして恭介、薫ちゃんと一緒にいるのが恥ずかしいの?」
「……!!そんなことはない!!」
「へー、そんなことないんだ」
「……っ!!」
恭介くんはまたぼっと顔を赤くすると、勢いよく箸をつかんでご飯を頬張り始めた。
「ね、いいですよね?智さん」
くるっと振り返って隊長に満面の笑みを向ける直紀さん。
「うむ……確かに、直紀の言葉にも一理あるからな。じゃあ、薫くん、行ってくれるか?」
「あ、はい……。あ、でも琥太郎は……」
一緒に戦って遺体を見た琥太郎の方を振り向くと、何やら口ぱくで『巻き込むな』と言っている。
くそ……、あたしばっかりにまた遺体見せる気だな……。
「琥太郎くんには話がありますから……。本当には薫くんも一緒が良かったのですが、そういうことでしたら後で琥太郎くんに伝えてもらいましょう」
副長が苦笑しながら口を挟んだ。
「じゃ、決まりね。薫ちゃん、それ食べ終わったら刀だけ持って門のとこまで来て。恭介もね」
それだけ言うと、直紀さんはひらひらと手を振りながら出て行ってしまった。
「直紀。か、かお、……薫はまだ入ったばかりだ。稽古もしないうちから外に出すなど……」
「何言ってんの、刀だって普通に使える子なのに。もしかして恭介、薫ちゃんと一緒にいるのが恥ずかしいの?」
「……!!そんなことはない!!」
「へー、そんなことないんだ」
「……っ!!」
恭介くんはまたぼっと顔を赤くすると、勢いよく箸をつかんでご飯を頬張り始めた。
「ね、いいですよね?智さん」
くるっと振り返って隊長に満面の笑みを向ける直紀さん。
「うむ……確かに、直紀の言葉にも一理あるからな。じゃあ、薫くん、行ってくれるか?」
「あ、はい……。あ、でも琥太郎は……」
一緒に戦って遺体を見た琥太郎の方を振り向くと、何やら口ぱくで『巻き込むな』と言っている。
くそ……、あたしばっかりにまた遺体見せる気だな……。
「琥太郎くんには話がありますから……。本当には薫くんも一緒が良かったのですが、そういうことでしたら後で琥太郎くんに伝えてもらいましょう」
副長が苦笑しながら口を挟んだ。
「じゃ、決まりね。薫ちゃん、それ食べ終わったら刀だけ持って門のとこまで来て。恭介もね」
それだけ言うと、直紀さんはひらひらと手を振りながら出て行ってしまった。

