自己紹介を終え、再び隊長と副長に自己紹介をされてから、食事が始まった。
あたしたちは空いていた隅っこのほうに並んで座っていた。
「すっごいなー。家で食べてたのより豪華だし……」
琥太郎がぼそっとつぶやいた。
「いただきます」
すでに他の人はわいわい食べ始めているしで、あたしと琥太郎も手を合わせて箸を取った。
そしてご飯を一口食べようとした時―――、
「新入隊員の女の子ってどの子!?」
すぱーん、と襖が勢いよく開かれた。
「明里……、お前、襖は静かに開けって何度も何度も……っ!」
「はーい、今あたしがしゃべりたいのはあんたじゃなーい!!ちょっと黙ってて!!」
入ってきたのは、長い金髪の女の人。その人に向かってすかさず奏多さんが突っ込みを入れると、その人も応戦している。
もしかして、この人が、奏多さんの双子っていう……。
「あっ、みっつけたー!!うわ、可愛い!!」
……元気がいい人だな。

