「俺たちは確かに、使い捨ての利く国家の駒で道具のようなものだが、それでも戦力には違いないはずだ。それが、敵の情報も一切なし、戦いに備える暇もなく出陣とあっては、相当な被害を受けることも想定できる」
「それに、何と言ったって異国ですもんね……俺、この国の人以外の人間なんて、見たことないですよ!」
琥太郎が言った。
あたしだってない。
「かといって、命令に逆らうこともできないしね~」
奏多さんが、手を首の後ろでくんで言った。
「とにかく、そういうことだ。皆申し訳ないが、準備に入ってくれ。全員準備が整い次第、出発する。明里くん、すまないが、歩きながらでも食べられるように、握り飯を作ってくれないか」
「分かりました」
明里さんはすぐに立ち上がって、台所へと走っていった。
「それに、何と言ったって異国ですもんね……俺、この国の人以外の人間なんて、見たことないですよ!」
琥太郎が言った。
あたしだってない。
「かといって、命令に逆らうこともできないしね~」
奏多さんが、手を首の後ろでくんで言った。
「とにかく、そういうことだ。皆申し訳ないが、準備に入ってくれ。全員準備が整い次第、出発する。明里くん、すまないが、歩きながらでも食べられるように、握り飯を作ってくれないか」
「分かりました」
明里さんはすぐに立ち上がって、台所へと走っていった。

