魁部隊

「おはよう。最近はやけに見舞い客が多いよね」


翌日、直紀さんの部屋を訪れると、既に目を覚ましていた直紀さんが、横になったままうっすらと笑った。


「そうですかー?」


昨日の話を聞いて、多分衝動的にほぼ全員が直紀さんの元を訪れたんだろう。


まあ、あたしもその一人だけど。


「具合はどうですか?」


枕元に座りながら、直紀さんの額に手を当ててみる。


……ちょっと熱い?


「熱があるんじゃないですか?」


「微熱だよ。それより、無意識にそんなことしてると襲っちゃうよ」


「え?」