「それぞれ得意分野があるからな、部隊は刀を扱う隊、弓を扱う隊、槍を扱う隊があって、二人は刀だろうが、あ、弓部隊は三人いるが、こいつらはなんと忍者のような働きぶりで、あちこちから情報を集めてくる仕事も担っていて……」
ここらへんは重要だったのかな。魁部隊の内部情報だよね。
すごい。隊長、もうあたしたちのこと信用してくれてるんだ。
「これだからなー。今は良いけど、明らかに間者だろって人にも喋りそうになるから。出かけるときは絶対副長がくっついて行くんだぜ。あっ、隊長に対する愚痴は、颯と―――、あと、さっきも名前だけは出たけど、直紀ってやつの前では絶対口にするんじゃねぇぞ?あいつら、隊長大好きっこだからな。マジで殺されちまうから」
奏多さんが笑い交じりに耳打ちした。特に、最後の方の台詞は颯さんに聞こえないようにして。
「おお、そうだそうだ!奏多くん、薫くんにはもう教えてやったかい?女の子一人では苦労も多かっただろうが、魁部隊には一人すでにいてな!戦闘チームではなく料理を担当してくれているが、奏多くんの兄弟なんだ」
「あ、忘れてた。双子で、明里ってんだ。確かに戦うっていうのは無理だけど、気だけは強いから気をつけろ?」
にやにやしながら奏多さんが言った。
「双子ってことは、そっくりなんですか?」
琥太郎が興味交じりに訊いた。
「んー。俺たちが二人向かい合ってもそんな気はしないけど……」
「そっくりなんてもんじゃないだろうが。髪の長さも同じにしやがって。違うのは声の高さくらいだろう。あと、料理ができるかできないか」
「ひっど、颯!俺だって料理くらい……」
ここらへんは重要だったのかな。魁部隊の内部情報だよね。
すごい。隊長、もうあたしたちのこと信用してくれてるんだ。
「これだからなー。今は良いけど、明らかに間者だろって人にも喋りそうになるから。出かけるときは絶対副長がくっついて行くんだぜ。あっ、隊長に対する愚痴は、颯と―――、あと、さっきも名前だけは出たけど、直紀ってやつの前では絶対口にするんじゃねぇぞ?あいつら、隊長大好きっこだからな。マジで殺されちまうから」
奏多さんが笑い交じりに耳打ちした。特に、最後の方の台詞は颯さんに聞こえないようにして。
「おお、そうだそうだ!奏多くん、薫くんにはもう教えてやったかい?女の子一人では苦労も多かっただろうが、魁部隊には一人すでにいてな!戦闘チームではなく料理を担当してくれているが、奏多くんの兄弟なんだ」
「あ、忘れてた。双子で、明里ってんだ。確かに戦うっていうのは無理だけど、気だけは強いから気をつけろ?」
にやにやしながら奏多さんが言った。
「双子ってことは、そっくりなんですか?」
琥太郎が興味交じりに訊いた。
「んー。俺たちが二人向かい合ってもそんな気はしないけど……」
「そっくりなんてもんじゃないだろうが。髪の長さも同じにしやがって。違うのは声の高さくらいだろう。あと、料理ができるかできないか」
「ひっど、颯!俺だって料理くらい……」

