「とりあえず、これらは全て上へと報告します。何度か知らせているのですが、一向に返事はなく……、ですが、人獣はいずれ、この国の驚異となるでしょう」
「そうだな……。人を人ならざるものに変える力など、不幸を呼ぶだけだからな」
副長のあとに、隊長も続けて言った。
「あ……」
ふと、海さんの言葉を思い出して、小さく声をあげる。
「どうした、薫」
隣に座っていた恭介さんが、あたしの小さな声でさえも拾って問いかけてきた。
「そういえば、颯さん。海さん最後に言ってましたよね。銀部隊は、大きな戦争を仕掛けるつもりだって」
あたしがそう言うと、颯さんははっと目を見開いた。
どうやら忘れてしまっていたようだ。
「そうだな……。人を人ならざるものに変える力など、不幸を呼ぶだけだからな」
副長のあとに、隊長も続けて言った。
「あ……」
ふと、海さんの言葉を思い出して、小さく声をあげる。
「どうした、薫」
隣に座っていた恭介さんが、あたしの小さな声でさえも拾って問いかけてきた。
「そういえば、颯さん。海さん最後に言ってましたよね。銀部隊は、大きな戦争を仕掛けるつもりだって」
あたしがそう言うと、颯さんははっと目を見開いた。
どうやら忘れてしまっていたようだ。

