魁部隊

「……はい?」


立ち上がりかけたのをまた座る。


「話はさ、全部聞いたから。薫ちゃんが思い詰める必要はないんだからね」


「直紀さん……」


直紀さんは笑顔のままだった。


だから、あたしも笑顔で頷いた。


「はいっ!!恭介さんにも、いろいろとお言葉をもらいましたから、あたしは大丈夫です!」


あたしがそう言うと、直紀さんがはあっ!?と叫んだ。


「あのムッツリ僕が寝てる間に何を……!」


「?」