魁部隊

二人で打ち合っていると、道場の扉が勢いよく開かれて、隊長が飛び込んできた。


「颯!!おお、薫くんもいたのか!!ちょうど良かった!!直紀が、直紀が目を覚ましたぞ!!」


「え!!」


「本当ですか!?」


にこにこ笑いながら転がるように出ていった隊長に、あたしたちも続く。


普段なら絶対に廊下なんて走らないだろう颯さんも、物凄いスピードで、物凄い音をたてながら走っている。


直紀さんの部屋を、襖を壊すようにして中に入ると、既にそこには目が覚めたと聞いて、たくさんの人が集まっていた。