魁部隊

しばらく二人で、黙ったままちらちらと降っている雪をただ眺めていたけど、しばらくして、恭介さんが口を開いた。


「あんたは……」


「?」


「俺を初めて見たとき、俺のこの、髪の色を見て、どう思った」


恭介さんが、長い銀髪の端を指でつまんで弄りながら、そう聞いた。


冬の太陽に照らされて、きらきらと輝いている。


「綺麗だなと、思いました。珍しいなとも思いましたけど」


あのときの……兄さんの言った言葉を気にしての質問だと思ったから、包み隠さずそのまま伝えた。


そうすると、恭介さんは少しはにかんだ。


「そうだな。あんたは最初からこの髪を綺麗だと言ってくれていた。つまらぬことを訊いたな」


そういえば、確か光くんが恭介さんの髪の毛を引っ張ったときに、そんなことを言ったような気がする。


覚えていてくれてたんだ。