兄さんはくつくつと笑うと、颯さんの刀を思いきり弾き飛ばした。
「なっ……」
「ねぇ薫。お前が大人しく俺と一緒に来るのなら、俺は今この人たちに何もしないよ。今の俺の目的は、薫を連れ帰ることだからね」
兄さんの視線が、再びあたしに向けられた。
「兄さ……ん。どうして……?」
こんな、こんなの、どこから連れてきたの。
兄さんは、面倒くさそうにため息をついた。
「こうなるなら、最初から話しておけばよかったよ。まさか、薫が勝手によりにもよって魁部隊に入隊しようとするなんて、夢にも思わなかったからね」
「話すって……?話すって、何を?」
あたしが聞くと、兄さんはバカにしたように笑った。
「あのねえ。一応ここは俺にとっては敵陣なの。こんなところで、俺の隊の情報漏らすわけないでしょ」
「隊、だと……?」
颯さんがもう一本刀を抜きながら言った。
「なっ……」
「ねぇ薫。お前が大人しく俺と一緒に来るのなら、俺は今この人たちに何もしないよ。今の俺の目的は、薫を連れ帰ることだからね」
兄さんの視線が、再びあたしに向けられた。
「兄さ……ん。どうして……?」
こんな、こんなの、どこから連れてきたの。
兄さんは、面倒くさそうにため息をついた。
「こうなるなら、最初から話しておけばよかったよ。まさか、薫が勝手によりにもよって魁部隊に入隊しようとするなんて、夢にも思わなかったからね」
「話すって……?話すって、何を?」
あたしが聞くと、兄さんはバカにしたように笑った。
「あのねえ。一応ここは俺にとっては敵陣なの。こんなところで、俺の隊の情報漏らすわけないでしょ」
「隊、だと……?」
颯さんがもう一本刀を抜きながら言った。

