魁部隊

「これです。ちょっと一人一本……はないんで、そこは分け合ってお願いしまーす」


琥太郎の部屋に入って、ごそごそと琥太郎が団子を取り出してきた。


最初はあたしと食べるつもりだったんだろうから、量はそんなに多くない。


「ぅわーい!いっただきまーす!」


真っ先に光くんが飛び付いた。


「ほい、薫」


勢いに飲まれたあたしに、琥太郎が団子を一本差し出した。


「あ、ありがと。いただきまーす」


ぱくっ、と一口。


「……!!美味しっ!!」


さすが、お薦めとあって、今までに食べたどの団子よりも美味しかった。