魁部隊

「その光を最初に見つけたのが俺だ。俺も当時はまだたった二つでな、よく覚えていないんだが、抱いたまま絶対に離さなかったらしい」


……ということは、恭介さんは二歳の時からここにいるってこと?


みんな、そんなに小さいときからここにいるの?


「そんな顔をするもんじゃない」


ぽん、とあたしの頭の上に、恭介さんが手をのせた。


「俺たちは自分のことを可哀想だとは思っていないからな。皆、今を生きている。俺も、お前も。それに負い目を感じる必要はない」


「……はい。恭介さん」


心の中にあった、何かがぽろっと抜け落ちた気がする。


あたしばかりが、自分からここに来て、なんか、自惚れているような感覚に、いつの間にか陥っていたんだ。


「……その、やはり、それはやめないか」