魁部隊

あたしがさっきまで手に取っていた刀を眺めながら、声をかけてきたのは恭介さんだった。


「良い刀だ」


「そうですか……?颯さんにもそう言われました」


「颯さんのお墨付きならば何の問題もないだろう。あんたが気に入ったのならば、これにしたらどうだ」


お墨付き……。


あれって、これを買えばいいってことだったの?


分かりにくいなぁ……。



「じゃあ、琥太郎くんはこれにする?」


「はい!」



琥太郎の方も、奏多さんと一緒に刀を選び終えたようだ。