魁部隊

「奏多さーん、颯さん知りませんか?」


「え?さっきまでそこにいたんだけどなぁ……」


琥太郎と一緒に刀を選んでいた奏多さんも、分からないようだった。


すると、副長が口を挟んできた。


「彼なら、他に用事があると言って外していますよ。元々は、そちらに出掛けるついでにこちらに顔を出してもらっていたので」


「そうですか……」


颯さん、わざわざこっちに来てくれてたんだ。


「この刀が気に入ったのか?」


「はぃ!?」


唐突に訊ねられて、肩が跳ね上がる。