魁部隊

「もちろん、俺がここにいたってことも、な……?」


そこまで言って、おじさんは急に大声を出した。


「さっ、子供はもう家に帰る時間だ。もう帰れ。早く!!」


大声に慣れていなかったあたしと琥太郎は、びくりと身体を震わせ、訳もわからずその場を走り去った。


恐らくは、そのおじさんの思い通りに。

















次の日、その場所におじさんはもういなかった。