そう、月日が過ぎるのは早いもので、あたしと琥太郎が魁部隊に入隊してから、半年が過ぎようとしていた。
毎日のように稽古で、時間を気にするような余裕がなくなっていた。
でも、自分が休みの時もあたしの稽古に付き合ってくれる颯さんを見ていたら、文句など何も言えない。
あたしが入隊しようかどうか迷っていたときにくれた言葉は、本気で言ってくれたんだって嬉しかったから。
それに、時々誉めてくれるし、たまに見せる笑顔とか、あと……。
「ねえ、君僕が隣にいるときに何考えてるのかな?」
「いひゃい!!いひゃいれふ~!!」
直紀さんにいきなりほっぺをつねられた。
しばらく暴れていると、ようやく放してくれた。
うぅ~。じんじんする……。
毎日のように稽古で、時間を気にするような余裕がなくなっていた。
でも、自分が休みの時もあたしの稽古に付き合ってくれる颯さんを見ていたら、文句など何も言えない。
あたしが入隊しようかどうか迷っていたときにくれた言葉は、本気で言ってくれたんだって嬉しかったから。
それに、時々誉めてくれるし、たまに見せる笑顔とか、あと……。
「ねえ、君僕が隣にいるときに何考えてるのかな?」
「いひゃい!!いひゃいれふ~!!」
直紀さんにいきなりほっぺをつねられた。
しばらく暴れていると、ようやく放してくれた。
うぅ~。じんじんする……。