「ほんと、君ってよくやるよね」


今日も今日とて、颯さんとの稽古を終え、縁側でぐったりしているところを直紀さんに見つかった。


「お疲れさまですー……直紀さん」


座り直すと、直紀さんも隣に座った。


「青たんだらけじゃない、足も手も……。だから稽古なら僕がつけてあげるって言ったのに、物好きだねぇ」


いや、あたしの中ではあなたも結構ドSで通ってるんですけど。


この前も、何やら颯さんにいたずらしてましたよね。


「それにしても、君がここに来てもう半年になるんだね……」


直紀さんが、ぼそっと呟いた。