魁部隊

一人残ったあたしは、さあ部屋に戻ろうかと足を踏み出す。


「おい」


「ひゃっ!?」


突然声をかけられて、文字通り飛び上がる。


「な、何ですか、颯さん」


「何をそんなに驚いている」


怪訝そうな顔をしている颯さんに、あはは…と笑って誤魔化す。


てっきり皆と一緒にとっくに出てったと思いました……。


とは、口が裂けても言える雰囲気じゃない。