魁部隊

「また?」


「前に、真冬にやったことがあってさ。副長、すっかり風邪引いちゃって、あのときは大変だったんだよ~」


「そうそう、懲りないよな、隊長も、流されちゃう副長も」


「そこまでにしておけ。仲間を思うがゆえの隊長の行動だ」


ずっと黙っていた颯さんが、口を挟んできた。


「はいはい。じゃあ俺らも行こうか。琥太郎くんはどうする?井戸の水。今の季節なら、涼しくて良いけど」


「せっかくなんで、行きます」


「薫ちゃんも行こうよー!」


「さすがに無理」


「さあ光も行こうか」


若干笑顔が黒くなっている奏多さんに、光くんが連れていかれた。


「じゃあ、あとでな」


その後ろを、琥太郎がついていった。