君と2人で

「あの…なんで追いかけてきてくれたんですか?」






「あ、気持ち悪いですよね…。」








「あ、いや!そうじゃなくて、お詫びなんて程じゃなかったのに。」







私は顔を伏せながら話した。
女子校育ちだから男の人と目を合わすなんてなかなかできない。

いつも霧乃ちゃんと一緒にいる留衣くんは別だけど。






「なんていうか…追いかけたくなったんです。」







「?」







「俺、渡辺真宙って言います。あなたは…?」






躊躇しながら聞いてくる彼の顔も少し赤く見えた。