不意に誰かに話しかけられ、我に返ると支度を終えた由真がいた。
「あっごめん。終わったの?」
「うん終わったよー。帰ろう」
・
・
・
学校にある公衆電話で由真がおばあちゃんに電話をかけ、今日の出来事を話しながら迎えを待った。
「それで知らない人ばっかだったの?(笑)」
「そう…もうほんとに…。ひーたんしか知らなかった」
妃依奈のことしか知らないというのは、二小卒業で名前を聞いたことがある人が少数いたが、そこまで話したこともなかったため、そう言ったのだ。
「でも由真もそうだよー。なんか男子は元気だったけど、女子は静かって感じした」
「え~~達彦とかいるじゃん」
「……由真が話すと思う?」
「………」
由真はおとなしくマイペースで典型的なB型だ。顔も特に悪いわけではないがあまり男の子との絡みがない。
「あっごめん。終わったの?」
「うん終わったよー。帰ろう」
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学校にある公衆電話で由真がおばあちゃんに電話をかけ、今日の出来事を話しながら迎えを待った。
「それで知らない人ばっかだったの?(笑)」
「そう…もうほんとに…。ひーたんしか知らなかった」
妃依奈のことしか知らないというのは、二小卒業で名前を聞いたことがある人が少数いたが、そこまで話したこともなかったため、そう言ったのだ。
「でも由真もそうだよー。なんか男子は元気だったけど、女子は静かって感じした」
「え~~達彦とかいるじゃん」
「……由真が話すと思う?」
「………」
由真はおとなしくマイペースで典型的なB型だ。顔も特に悪いわけではないがあまり男の子との絡みがない。

