無事二日目の学校が終わり、夕飯を食べお風呂に入り、家で次の日の準備をしていると妃依奈からメールが来た。

妃『学校おつかれ(^-^)ねーあの左から2列目に座ってる男の子かっこよくない?ってかかわいい!』

妃依奈の記憶力にも驚かされる…座席の位置どころか、学校では自分いっぱいで他の人に目をやる余裕なんて紗都美にはなかった。

紗『お疲れ~!え、まだ覚えてないからわかんないや(T_T)笑』

妃『あっそうだよねえ~っても妃依奈もよくわかんないけど(笑)名前なんてゆったかな~?あ。新城君だった気がする!!!』

紗『ひーたんすごいね!明日見てみるね(^_-)-☆』

妃『めっちゃ見てみて♡♡じゃまた明日ね!おやすみ~』

紗『おやすみ!』

そう返事をし、紗都美は眠りに着いた。



夢か現実か………。

付き合ってくれないかな…?

いいよ


別れよう


俺のことどう思ってんだよ


無理させちゃってごめん



………何回泣いたかな。
何回君のことを思ったかな…?
何回幸せな気持ちになったかな。


でも私は幸せだった。
つらいこともあったけど、幼い私たちにはわからなかっただけなんだ。
私たちは子供だった…