こんにちはっ!私、笹柳 碧ですっ!バレー部のマネージャーやってます!肩まである、髪の毛がチャームポイントです!高2で••••なんて、説明している場合じゃないぃぃーー
 今日から、私の家に後輩が泊まるのです!まあ、マンガみたいな展開は無いん
ですけどねー ははは
でも、一応男の子なので注意しないと!って意気込んでいると、ピーンポーンというチャイムが。
「はぁーい」
 急いで、玄関を開けるとゴンッと鈍い音がして、辺りを見回せばうずくまってる片瀬 宵椰君がいて。
「だっ、大丈夫?ごめんねっっ」
「だ、大丈夫ですよ~焦んなくても、いいですよ~」
 おでこを押さえてる宵椰君を中に引っ張って消毒をしながら、これでもかって言うらい謝ってると、
「じゃあ、碧先輩。明日1日付き合って下さいね!」
「明日?別にいいけど...そんなのでいいの?」
「はい。でも、俺の言うこと聞いて下さいね?」
「えっ....う、うん」
 ニコニコと笑ったというよりも、ニヤリと笑った様な気がしたのは気のせいかな?と思ったけど、 宵椰君はもういつも道理に戻っていて、やっぱり気のせいかな?と思うようにした。
「センパーイ、これって何処に置くんですかー?」
 そうだ。これから、宵椰君との同居(?)が始まるんだ!しっかりしないと!自分に喝を入れて宵椰君のところに向かった。