「なぎさのこと忘れるためにほかの女と付き合ったんだよ、ヨリ戻そう」

鈴木くんの甘い誘惑の言葉にまんまと騙され2回目の交際がスタートした。
ここでも喧嘩だらけの毎日だった。

そして2回目の別れ。
「ほかに好きな人ができた」
またこの言葉だった。

そして、にぎさはまた衰弱していった。
なぎさは、ないもわからなくなていた。
前回の症状に加え過去の記憶が消えていた。

また心療内科を受診。
結果は、解離性同一障害、不眠症、拒食症、パニック障害だった。
このときまだなしさは、17歳だった。
ここからにぎさの闘病生活がスタートした。