「まぁ、優斗の今まで付き合ってきた女はみんなそういう感じだよな」




え、そうなんだ…




みんなその条件クリアしてる子たちばっかなんだ…




ある意味すごすぎる。





「んー。でも結局最後はみんなうぜー女になるんだよな」




「でも…みんな優斗が好きだから束縛しちゃうんじゃないの?」





優斗はチラッと私を見てため息をついた。





「だからそういう重いのがやなんだって。俺はライトな付き合い方をしたいのに」




そうなんだ…




優斗と付き合えても我慢しなくちゃいけないなんて…




なんだかそれも辛いかも。





「っつーかそんな話より…お前これ見ろよ!!」





私の目の前に掲げられたのは、さっき解いたばかりの優斗が作ってくれた小テスト。




半分以上がバツだ。