渉君がフォローしてくれて助かった。
「そ、そう!私コンタクトでしょ?めっちゃ痛くなっちゃって…」
アハハと笑ってみせたけど、優斗はなぜか眉間に皺を寄せたまま。
「本当かよ?…なんかあったんじゃねーの?」
「ち、違うよっ…」
優斗シツコイっ!
もういいから早く違う話題を…
「唯っ。うちら教室もどろっか!」
美緒がそう言って私の腕に自分の腕を絡ませた。
助かった…
早くここから立ち去りたかった。
「うんっ行こう!渉君、優斗またね!」
私は美緒を引っ張りながら、急ぎ足で階段を上った。
「ねぇ唯…」
「なに?」
「唯の好きなヒトってさ…」
え
もしかして…バレた…?



