「し、知らなかったなぁ~!いつの間に付き合ってたの!?」
「うん…春休みに私から告ってねっ…」
美緒は照れくさそうにしながらも、すごく幸せそうな笑顔を見せた。
春休み……
あの日私が先に告白してたらどうだったんだろうか?
優斗の隣にいたのは私だったのかな?
ううん、それでもきっと結果は同じだった。
どうせガキのくせにとか、お前なんか無理とか言われて振られていた。
美緒なんかに勝てるはずがないもん。
「あ、噂をすれば先輩だ!」
美緒は嬉しそうに携帯を見ていた。
胸が苦しくて苦しくて。
体全部がバラバラに砕けて壊れてしまいそう。
メールを打ち終わると、私に満面の笑みを見せてきた美緒。



