その後、街をブラブラして夕方駅で別れた。



帰りの電車内では今日あった出来事が何度もリピートされていた。




今日の優斗は別人みたいに優しかった。



やっぱりお祝いだったからだよね?



いつもこうならいいのにな…




あの女の子のことも気になるけど、今はこのハッピーな気分に浸っていよう。




私はワンピが入ったショップの袋をぎゅっと握りしめた。