幼なじみ以上恋人未満【完】




「マジで?こいつもだよ。そーいやお前らタメだもんな?」



ドクンと心臓が動いた。




この子も同じ高校なんだ…



それにさっきの安心したような顔…



優斗の事が好きなのかな…





「えー!そうなんだ!よろしくでーす」




明るくて綺麗で可愛くて。



非の打ちどころがないような子。



それに優斗と同じバスケ部だったんだ。




趣味も一緒ってことだよね?




モヤモヤが広がっていくのがわかる。



その子が笑いかけてくれてるのに、私は引きつった笑顔しか返せない。





その子たちと別れた後も私の気持ちは晴れなかった。






「なんかした?」




「え?」




「ああ~…。ちょっとそこのベンチに座ってろよ」





ニヤニヤしながら優斗はどこかへ行ってしまった。